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G.B.K。BAND. The JumBle Box →https://youtube.com/channel/UCiqDmFuYSm26YqTzUrc3L4Q


※当店はFacebookページ.その他全てのSNSを一切使用しておりません。公式なものはこちらのホームページのみですのでどうぞ誤解のないようお願い致します。

営業日について♦


定休日 月、火


2月22日《日》貸切りの為14時~の営業となります。宜しくお願い致します。

2026年1月5日月曜日

dawn.

去年の暮れの事。
新年に向けて、断捨離を。

あれもこれもと、思い出の品々を全てリサイクルショップへ。
新年を迎えるにあたり、同じ思いの人々が非常に多かったようでリサイクルショップは大賑わい。よって、査定結果は1月2日へと持ち越し。

僕の思い出達よ。
お年玉目当てのテロリストチルドレン達に根こそぎとられた金銭を僕に返還したまえ。

……………………………………………………………………………

さてさて年も明け、2026年。
年始早々、思い出の査定額を受け取りにリサイクルショップへ

《大変お待たせ致しました、お客様がお持ちくださった商品の中でお値段つきました商品が2点となり、その他はお値段がつかなかったのでこちらで処分となりますが宜しかったでしょうか?》

え...ちなみに僕が持ち込んだ商品の点数は37点。
僕の思い出の品、35点は無価値だと言うのか..。
だが、ここでウダウダとごねるのは男として情けがない。

と、言うことで

年始らしくキリリとした表情で

"ええ。勿論です。年始早々査定していただきありがとうございます"

《ありがとうございます。それでは全てTotalした査定額がこちら、2円 となります。宜しければ下記にサインをし..........》

僕の思い出達は"円形の小さなアルミニウム2枚"に姿を変え、僕のもとへとご帰還なされた...。


.................................................................................



明けましておめでとうございます。
2026年。
1月7日《水》より営業開始とさせていただきます。

今年も何卒、ゆるーいコーヒーブレイクにお付き合いくださいませ。



Route 99 髙橋 幸大

2025年12月31日水曜日

THEE LASTT DAYY...

"宝くじ当たったらどうする?"

え、一等?俺ならどうするかなー。○億だろー!!まずは高級車買ってさー。旅行いきまくってさー...

おお!俺ならまずは家買っちゃおうかな?そしてみんなに死ぬほどうまいメシおごりまくってさーー!!
そしてそして...........

...........................................................................


12月。年末。
今年もまた、一年が終わろうとしております。

と、同時に、浮世離れにも程がある、そんな夢を恥じらいなく語り合う時でもあります。
語り合う内容と言えば勿論アレの事。

そう "年末ジャンボ宝くじ" について、だ。

冒頭にも記述したがこの季節には 老若問わず"男" と言う性別を持つすべてのヒューマンが同内容を恥ずかしげもなく麗々と語り合うモノなのだ。

年端も行かぬ若輩者であれば

○億円ーー??僕はねーー!!地球買っちゃう!!!
と、ハイスケールな買い物を夢想し。

少しずつ現実が見えてくる青年期の若者達は

○億円ー!?やっべーなおいおい!!とりあえず友達全員バリ島連れてって貸し切りパーティーっしょ!(パーティーの内容は不明)
んでついでにRANGE ROVER買うわ!(高ければなんでもよし) と乱暴に金をばら蒔く事を吹聴して楽しみ。

現実と言う残酷なステージド真ん中に座す 壮、中年期の紳士達は。

○億か。。

まずはローン完済だな。そして両親に世界一周旅行でもプレゼントして子供達の将来の為にしっかりと貯金か。だがそれでもまだ余裕があるから多少投資に回してもいいかな?さてさてどうしようかな? むむぅ...。
(ニヤリニヤリと恰かも本当に所有しているかの様な想像力を発揮する。
最も達の悪い時期なのがこの壮、中年期とも言えるかもしれない)

忙しなく怒涛の"人生"と言う荒波も終盤、様々なモノ、コトが過ぎ去りあとは晩年どう過ごそうか?そんな老年期のお祖父様達は

な、なな、ななな!!!ほぇぇああぁぁああ!!!
○億かぁぁ、、。おぉ、、、おぉお!!Earthじゃぁあ。。。
ワシはEarthを買うんじゃぁぁぁぁあ!!!!!

と、赤ちゃん返りを繰り出す始末。

結局、"男" この性別を持つ我々は皆、最初から最後まであまり思考は変わらず麗々と幼稚にこの世を揺蕩う存在なのかもしれません。

さて、例に漏れずわたくしもそのヒューマン達の一部である事は紛れもない事実であり、当然毎年その様な荒唐無稽なしようもない話しに参加している一人である。

いつかの年末の事、親父が突然に 
"おい、今年は当たるぞ。今まで苦労かけたな。何が欲しい?"
そんな言葉をかけてきた。

何をそんなアホな。

当然そう思ったのだが、それと同時に理由はわからないのだが、その時見せた親父の鬼気迫る表情に、一抹の緊張感と不思議な信頼感を得ていたのも事実である。



親父の謎の自信は何処から来たのか?
事の発端はこうだ。



親父の友人、知人も例に漏れずこの"年末ジャンボ"と言う名のノアの方舟に乗り込むcrew達ばかりなのだが、そのうちの1人が遂に見つけてしまったのだ。 

宝くじが必ず当たる"売り場"を。

その売り場は県内某所のスーパーマーケットの一角にポツねんと存在していた。
そこには、無口で愛想のない貧相なまでに痩せ細った叔父様がいる。

そして、彼から購入した宝くじは "必ず当たる" そう言われているのだった。

通常、巷で良く言われる"当たる売り場"の噂の中身には必ず "愛想の良い" "明るく朗らか" "な女性"
こんな三拍子が謳われている気がするが今回の話では全くの正反対、 "無愛想" "暗くてどんより" "ガリガリの貧相な男性" である。

だが、マスメディアが謳っている噂話など殆どがまやかしに過ぎないうえに、信憑性等どこにもない。 

それに引き替え、この噂はデジタル上にフワリと浮かびあがる頼りのないモノなんかではなく、リアルな"クチコミ"と言うヤツだ。
しかも、その知人の話では そこで購入した友人が1000万円を当て、本人もなんと100万円を叩き出しているらしいのだ。

親父曰く、その話は酒の席で渾身の話術(あくまでも本人談)を使い聞き出す事に成功。
そして今回、その売り場に直接出向きジャンボを購入。 その時にリアルに感じた"売り場の叔父様"の雰囲気は当人曰くどこか神がかったモノがあり、"あぁ、これは当たったわ" そう確信したのであった。

ざっとこんな話である

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さて、当選発表当日、血走った目で新聞を見つめる親父。 

ドッドッドッド…!

親父の心音がこちらにも伝わってくる気がするほど親父の表情は強張り、固まっている。
と、同時に物凄い剣幕で 自分の右手の人差し指を使い、新聞の一画をなぞり、滑らせ始める。

むぅ、、

むうぅ、、

むむぅぅ。。?

へ ....?

親父の人差し指の動きが止まり、狂おしい程強張った表情のままゆっくりとこちら側へ顔をあげる。
僕と目が合うと《つーかすっげぇ表情...》首の動きは止まりこちらを凝視して《えぇ...つーかなにこの表情すっげぇぇ.....えぇ...》こう言った。



"うわぁぁあいビbィィe!!!"



少しメカニカルな音が混ざった不思議な奇声をあげ親父は消えていった。。



《無論、 外したのだった》

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その年から毎年、年末になると僕と親父は激しく唸る心音のビートを聴くことになったのだった。
2025年現在、未だ僕らは、"当選" この2文字とは無縁のままだ……。





と、言うか実のところ僕は、クジすら買っていなかったのである。
若い頃は皆、様々な事にチャレンジし挫折、成功を繰り返す。その度に必ずセットとなるのが信じられないほどの緊張感である。

歳を取るとチャレンジとは無縁になり、緊張感とも疎遠になる。
それでも人間である以上、いくつになっても緊張感と対面する事は少なからずあり、完全に回避することは不可能である。

毎年、当選発表前の親父の強張った表情を見ていると、かつて彼が若者であった時代、その頃の蜃気楼の様なモノを見ることになる。
僕にとって実は、"当選"自体が目的なのではなく、親父の緊張感に溢れたあの様子を傍観する、それこそが真の目的なのだ。

さてさて、そろそろ当選発表。

少しずつ静かに、親父からビートが聴こえはじめました。

きっと今年も

"当たらないだろう"


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2025年。
あっと言う間の一年間でした。

僕はこの1年間。なにをしていたんだろうか。
毎年毎年、特になんの力もつけずふわふわとゆるやかに日々を過ごし気がついたらあれ?もう1年がたつのか? と、驚く始末。

こんなんで良いのか?おれ?

毎年そう思います。

だけど、とてもとても楽しかったな。
そんな気持ちは胸の中にたくさん広がっていて、すごく暖かい気持ちで"イマ"を迎えられております。
なので、まあこんなんで良かったんだろう。
そう思うことにしております。

この気持ちは、お店に来てくださった皆様のおかげであることは間違いないでしょう。

こんな僕がぼんやりと商っている我がカフェ.Route99 に来てくれた皆様、今年も本当にありがとうございました。

また来年も楽しく、僕のぼんやりに付き合っていただければ幸いです。
それでは、皆様にとって楽しく健やかな1年であった事を願っております。



来年も何卒、宜しくお願い致します。

Route 99 髙橋 幸大

2025年11月30日日曜日

stranger than paradise

11月も下旬。
寒い。。さて、どうしたものか。

そうだ。アウター、上着、ジャンパー、外套。。様々な呼び名がある代物。"アレ"を買いに行こうじゃないか。

もう40も近いおじさんにもなると、恥ずかしい程ファッションなるものに興味が薄れてしまっていく。
その結果、大気圏ほど疎遠になってしまうある場所。 
全てのファッショニスタの承認欲求を優しく包み込むフィールド。 
そう "服屋さん" ですね。
て、わけで先日、"脱、否ファッショニスタ"の意思を掲げ、とあるショップにお邪魔することに。

...................................................................................



そのショップは所謂"セレクトショップ"と言われる形式のお店でなかなかにセンスもよく、
カジュアルでかわいらしいデザインのモノ、奇抜、奇天烈なデザインが面白いモノ、シンプルだが素材に拘り着心地など徹底されたモノ。
アウトドアや様々なシーンで活躍できるハイテクデザインのモノ。

バリエーション豊かなモノが所狭しと陳列された楽しいショップである。

その中でも今回、僕が探しているモノは寒さを最大限に凌げる"モノ"である。
そうなると(アウトドアや様々なシーンで活躍できるハイテクな商品)にあたるであろう。

早速それらしきコーナーの商品を物色しているとスラリとしたミディアムヘアのクールな店員さんが近づいてきた。

"気になるものがございましたら、ご試着も出来ますので、是非"
ハイセンスな上に、声をかけるタイミングまでもが絶妙。そんなクールな彼に僕は

これ、気になるのですが...と声をかける。

あぁ!それですか!是非是非!
僕も同じものを持っているんですよ!
いやー、嬉しいなー!これ、かっこいいですよね?
ささ、どうぞどうぞご試着なさってくださいー。

急に物凄く饒舌になった彼、あれ?クールは?
まあそれはさておき、僕のセンスと彼のセンスが合致していたのは嬉しい事である。

早速試着を..

むぅ..ムダのないブラックカラーのナイロン生地の内側にはなにかわからないが非常に軽量でいて暖かく包み込まれる素材が使われている。
うむ、悪くない。
買う…か。。。?
と、鏡に写し出された自分を気持ち悪いくらいに様々な角度から凝視していると...

シャーッ 
試着室のカーテンが開く 

おぉ!!かっこいいじゃないですかー!!いや、それまじで似合いますよ!?僕とオソロだしめちゃくちゃいいわーー!!

と、彼。

えぇ.... なんで開けたのぉ...?
てか、クールは??


と.思いつつも、

本当ですか?ありがとうございます。
と答える僕。

少しだけ考えてもいいですか?と問うと

もっちろんですよー!!ゆっくり悩んでくださいねー!安い買い物じゃないのでー!!

気を取り直し、店内をぐるりと見て回っているとまたも彼が現れる。

あれ?てか、もしかしてバイク乗るんですかー?
いや、バイクの鍵っぽいのがぶら下がってるなーと思ってー。。

バックパックに取り付けていたキーケースに目がいったのか。そんな言葉をかけてくる。

あ、はい乗りますよー。

もしかして!◯◯◯◯っすかーー??
メーカー名を問われたので

そうですよー。と、答えると

うっわぁ!!!まじぃぃ!!??俺もっす!!?めちゃくちゃにうれしぃぃひぃ!!!
この店入ってはじめてっすよーー!!なんなんこれ?奇跡っすよねぇー!?

………

正直、僕が乗っているバイクは珍しくもなんともないシロモノである。
それが更に、車種ではなくバイクメーカーと言う広いレンジで捉えられた場合は尚更で、もはや1日に数台くらいは見かけるだろ?と、こんな具合なものである。

よって、確実に"奇跡ではない"

だのに(あえてここは、"なのに"ではなく"だのに")
彼はまるで、前代未聞の奇跡を目の当たりにしているかの如く狂喜乱舞しているのだ。
つーかクールは??

だんだんに彼のテンションにアレルギーを感じ始めた僕は、早々にアウターを購入し、お店をあとにしよう。そう思った矢先.....



彼は僕にある提案を持ちかけた



あのー、、なんか今日おれ、最高に気分いいんで1つ提案していいすか??

え?なんですか?

そのアウター、もともと"お兄さんが着てきたモノ"なんてどうすかね?
おれはただ、偶然同じアウターを所有し、趣味も抜群に合う。そんなお兄さんとたまたま出会い仲良くお話しさせてもらった、それだけのただの店員、なんて。どうでしょうね?

はい??
え??なに言ってんの?
全く理解出来ない。そんな唖然としている僕に、彼は畳み掛けるように

わかりにくかったすか?
おれ、お兄さんみたいな人に売りたくないんすよ。

"あげたいっす"

ここまで共通点があったのもはじめてでこんなに気分がいいのもはじめてなんで。。
だから、持ってっていいっすよ。。



えぇ...?なに言ってんのこいつぅぅ...?
うっわこえぇぇ.....。

いや、普通に買わせてくれよぉぉ…
共通点なんてただの1つしかないじゃないか。しかもそのただ1つの共通点すら希薄すぎるだろう?
ついでに1人称が"僕"から"おれ"に降格してんのもやめてぇ.....。



え?いやいやいや、買いますよー!お気持ち嬉しいですけどね。ここはむしろ、気持ちよく購入させてくださいー!



いやいや無理っす。持ってってください。
そこ、レジ脇抜ければ問題ないんで。棚卸しの際に誤魔化せますから本当に。どうぞ、プレゼントっす。



いやいいから売ってぇえええぇ!!!?
なんなんこいつぅううぅ!!?きもっちわりぃぃぃ!!こええぇえぇえええぇぇえぇ...............!!!!!!!!...........



...................................................................................



不気味すぎる接客に辟易してしまった僕は、結局アウターを買えずにお店をあとにした....



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皆様、

"ファッションセンスが皆無なオッサンにはコレ"
そんなオススメアイテムがございましたら是非教えてくださいね。

さてさて、気がつけば明日から12月。
今年も残り僅かです。 後悔のないよう楽しく過ごしましょうね

ではさよならー

2025年10月28日火曜日

It's always humans who are wrong,.

...
本日未明、新聞配達中の男性がヒグマに襲われて大怪我をした。数日後に、ハンターが捕獲したところ、数年前の同町で人に危害を加えたクマと同じ個体だと判明。
××町、××警をはじめとする官民一体となった適正な対応だったにもかかわらず、××庁ヒグマ対策室などには200件以上の電話が殺到した。××××知事は、○月○日の会見で、次のように苦言を呈している...
.
..
...

こんにちは。
連日TVやネットニュースでは毎日のようにクマが、クマが、と大騒ぎ。皆様どうぞお気をつけてお過ごしくださいね。

..................................................................................

さてさて、10月も終盤。街路樹にも少しずつ赤や黄色と淡く色がつき始め秋も深まってまいりました。

暑かった気候も完全に勢いを失い、少しずつ冷え込みを感じ始める今日この頃。
そんな気候に対し、ほんの少し嫌悪感を抱いてしまっている僕とは裏腹に、暑さに対してとびきりの弱者の彼。先日まではすっかりのびあがっていた我が愛犬 "くりまる" は、みるみると元気を取り戻し、夏場にはどれだけぐいぐいっとリードを引っ張ってみても

"俺は行かない。そう。行かないと決めているんだ"

そんな鉄よりも強固な意思を感じる憂いの表情でこちらを睨みつけ、引っ張られている方向の逆方向へとギュイッと首を傾け踏ん張った姿勢で抵抗していた

のに、

最近では

"だっはー!!いきまっしょーーうっっか!!?"

と、ハイなテンションヨロシク、ぐいぐいっとリードを引っ張ってくる始末である。

先日、そんな彼と、山へと出掛けた。
その日は晴天で、気温もそこそこに温かく過ごしやすい秋晴れの1日であった。

少しだけ紅葉のはじまった森林の中は美しく、僕たちはとても気持ちの良い散歩を楽しんでいた

山の中腹辺りまで登ったところで突然、彼が
ビタッ!と背筋を伸ばし警戒したポーズで僕の前へとポジションを移す。

なんだ?どうした?

そう問いかけると彼は、僕の方を振り返り困っているようにも、少し悲しそうにも見えるなんとも刹那的な表情を僕に向けた。
それはまるで

"やれやれ、お手上げですわ。ご主人さんよぉ。だけど安心してくれ。必ずあんただけは守って見せるぜぇ"

そんな事を伝えているような、少し鬼気迫る表情にも見えた。

まさか、そうか。これは、、、
"クマ"か。。?

文頭にも書いているが、最近の世のトレンドは"クマ一色"と言っても過言ではないほど日々クマに関するエピソードを聞かぬ日はない。
それでもどこか未だ、僕の生活に置いてクマとの遭遇はSFの領域を出ず、他人事となっていたのは隠しようのない事実である。

だがしかし、可能性がゼロではない限り、"事" と言うのはいつどこで、誰に起きるのかはわからないのだ。

最悪の想像が頭の中を駆け巡る中、くりまるはズイ,ズイ。と林の奥の方へと凄まじい力を込め歩みを進め始める。

マズイ、行くなくりまる。その林の奥にいるのはきっとクマだ。彼に遭遇してしまっては命はない。ここはどうにか、退散だ

そんな言葉をかけながらリードをこちら側へと強く引っ張るがどこにそんな力が?と感じるほどの強い力で ぐいっ ぐいっ , と自らの身体を林の奥へと持っていこうとするくりまる。

ちくしょう!だめだ!!こっちへ来い!!

リードを更に力強くこちら側へ引っ張ったその瞬間、、
バチンっ!!!と跳ね上がるような音が辺りに鳴り響いた。
なんだ!?どうした!?一瞬何が起きたのかわからなかったが瞬時に現況は判明した。
そう。リードが切れてしまったのだ。

クイッとこちらを振り向いたくりまるの表情にはこんな文言が描かれていた


"へへへ、悪いな。ご主人さんよ。あんただけはここで死なせるわけには行かねえのさ!わかるだろ?大丈夫、運が良ければまた、あの世で会おうぜ!!!"

そのまま彼はタッタッタッタッタ!!!と、もの凄い勢いで林へと消えていった

クッソぉ!まずい!!なぜだ!?なぜそこまでする!? だが、彼はなにもわかっちゃいない。俺も同じ気持ちだと言うことを。
そう、おまえをここで死なせるわけには行かないのだぁ!!!

意を決した僕は、くりまるのあとを追い、死に物狂いでそのまま林へと特攻した。

無我夢中で林の中を駆けていると、少し開けたスペースにでた。
 
いた!くりまるだ!

なにをしている!ここは危険だ!!こっちへ来い!!!

くるり、と振り返った彼はなにかを咥えている。

なんだ?なにを咥えているんだ?

恐る恐る近づくと

ん?





"アメリカンドッグだ"

誰が捨てたのかはわからんがくりまるが咥えているアメリカンドッグとは別に、彼の足元には
4つのアメリカンドッグと未開封のツナマヨおにぎりが落ちていた。。。

勿論だが、





クマなんてどこにもいなかった。



恥ずかしさと惨めさとなんとも言えない気持ちが重なり合わさった僕は
ルンルンとした表情を浮かべた彼の口許から必要以上の力を込めアメリカンドッグを抜き去ったのであった。。。


.......................................................................



未だクマに関する報道が止むことはなさそうです。

本当は、彼等の居場所を奪っているのは我々です。
本当の害悪な存在なのは我々人類なのだろうなーなんて、そんなことは恐らく、たくさんの人が自覚している周知の事実ではありますが、その事実を知ったうえでもすまなかった。と言って殺されるわけにはいきません。
反省しつつも、クマへの用心を忘れずに、楽しくレジャーへお出かけしましょう。

それでは、また。

2025年9月29日月曜日

It was a little autumn

9月、秋到来です。

今年は残暑が非常に厳しく我々人類にとって、いや、生命ある全てのモノにとって厳しい状況になるであろう...
そんな言葉をあちらこちらで耳にしていたのだがなんてことはない。

すんなりと涼しくなり、既に秋めいてきました。

夏が大好きな僕にとって、来る長い長い冬への入り口の様な存在である"秋"。この季節には僅かばかりの嫌悪感を抱かずにはいられないのだけれど、皆様の中にもそんな気持ちを抱いている同士はいないのだろうか。

毎年、そんな同士を探すのだが秋と言う季節は殆どの人間にとって肯定的な節であるようで、大概の人間の返答が "秋?大好きだよー" 
こんな感じだ。

僕はこの返答を聞くたびになんだかガッカリする。

今年は早くも先日、<もしかしたら彼は、こちら側の人間なのでは?> そんな淡い期待を抱かせてくれた常連様と上記の内容を含めた会話を楽しんでいたところ、
やはり彼も

"えー俺は秋好きですよー!"

こんな答えであったため、期待させられた分落胆の度合いも大きく、正直に答えた常連様にはなんの非もないのだがほんの一瞬、般若に似た表情を彼に向けてしまった気がする。

なぜだろうか。僕は秋と言う節に異常な程の刹那を覚えてしまう。

大好きだった夏が消え、末恐ろしい冬がやってくる。その狭間で無責任にフワリフワリと浮かび上がる道楽者、それが僕にとっての"秋"だ。

そんな事を思いながら、子供と教育番組をぼぅーっとうつろな目をして眺めていると "みんなのうた" と言うコーナーで "小さい秋みつけた" と言う歌が歌われていた。

恐らく日本国民の8割以上は知っているあの秋の歌である。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちいさい秋みつけた

作詞 サトウ・ハチロー  作曲 中田 喜直  編曲 菊川 廸夫

だれかさんが だれかさんが
だれかさんが みつけた
ちいさい秋 ちいさい秋
ちいさい秋 みつけた
めかくし鬼さん 手のなる方へ
すましたお耳に かすかにしみた
よんでる口ぶえ もずの声
ちいさい秋 ちいさい秋
ちいさい秋 みつけた

だれかさんが だれかさんが
だれかさんが みつけた
ちいさい秋 ちいさい秋
ちいさい秋 みつけた
おへやは北向き くもりのガラス
うつろな目の色 とかしたミルク
わずかなすきから 秋の風
ちいさい秋 ちいさい秋
ちいさい秋 みつけた

だれかさんが だれかさんが
だれかさんが みつけた
ちいさい秋 ちいさい秋
ちいさい秋 みつけた
むかしの むかしの 風見の鳥の
ぼやけたとさかに はぜの葉ひとつ
はぜの葉赤くて 入日色
ちいさい秋 ちいさい秋
ちいさい秋 みつけた

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なぜだ。なぜだかとても心に響いたのだ。
特に2番の歌詞のある一節。

うつろな目の色 とかしたミルク

ここだ。

まさにうつろな目でぼんやりと子供に作ったミルメイクを誤って飲んでしまい謝罪していたところ、この曲が聴こえてきたのだ。

誰かさんが 誰かさんが ..............

この曲の"誰かさん"とは僕の事だったのだろうか?
あまりにもこの曲にリンクしすぎている状況に戸惑いつつも今年は僕も秋を見直し、ちいさい秋をみつけるべきなのではないか。。
そんな事を思考し、気がつくと最後のみーつけたぁーーーー⤴⤴⤴  とあがる部分を気持ちよく唄ってしまっていた。

すると、その有り様を心配そうにクリマルがぬぼーーーっと見ていたのである。。。
彼もまた、ちいさい秋をみつけたいのだろうか。



今年は楽しく、ちいさい秋をみつける事からはじめてみようと思います。
皆様も楽しい楽しい秋をどうぞお過ごしくださいね。






ちいさいあぁきぃ ♪ みぃつけたぁぁあ⤴⤴⤴ ♪



さよなら。

2025年8月26日火曜日

THE. EEENNMMAA

8月。
夏の最盛期後半にあたる"お盆"

ビカビカと容赦なく照りつける太陽の下、ふとぼんやり 盆 "この頃" について考えてみる。

お盆。この頃にやるべき事。
それはやはり<お墓参り>ではないだろうか。

日本に生まれ育った人間は、お盆には地獄の釜の蓋が開き、先祖がこちらへと戻ると教えられたりしている。よってこの時期、皆こぞってぞろりぞろりとお墓へと出かけ、ご先祖さんにどうもどうもと挨拶を済ませる。
このひとつの行動がなんとなく毎年恒例の習慣として身体に浸透しているはずだ。

そこで、ふと思ったのだ。
実にシンプルな疑問だ。 

なぜお盆に地獄の釜の蓋があくのだろう?



「広辞苑 第七版」によると、「正月と盆との十六日は閻魔にお参りする日で、鬼さえもこの日は罪人を呵責しないとの事。殺生の戒めに用い、またこの日を薮入りとして、住込みの雇人にも休養を与えた」とある。「薮入り」とは「奉公人が正月および盆の十六日前後に、主家から休暇をもらって親もとなどに帰ること」
を指す。

つまり、
"閻魔も休んでいるからその隙に地獄の釜が開く。そしてその隙をついた亡者達は今だ!戻ろう!と、こちら側へ帰還する。そして閻魔の仕事開始<お盆開け>前には、まずい!さあ戻ろう!と、地獄へと出戻りすると言う事らしい"

と、言うことはだ。
皆が知るあの閻魔の地獄での生活の"アレ"は全て仕事としての"コト"である。と、言うことだ。
そして彼は、24時間365日フル稼働(正確にはお盆休み以外)と言う途方もない暮らしの中にいるのである。
そんな彼の唯一の休暇が"お盆"であるわけだが、いやはや驚いたのは閻魔がそんな過酷な環境に身を置いていた事実、の方ではなく、彼が "休暇" を欲しがっていた。こちら側の事実についてではないだろうか。

僕にとっての"閻魔大王"の印象は
とにもかくにも"最強" の存在であり



"閻魔様~。ご飯が出来ましたよー"

メシ?いや、いらねーよ!そんな暇があるなら罪人の舌を抜く!!さあ罪人はどこだ!?

"閻魔様~。お布団のご用意が~......"

睡眠?いや、寝ねぇーっつーの!そんな暇があるなら舌を抜かせろ!さあ、罪人はどこぉぉー!??

"閻魔様~。時にはリフレッシュも必要では...。どこかにお出掛け等どうでしょうか~?"

あ?たまには遊びにだと!? いやいや!いかねーよ!そんな暇があるなら舌を抜かせろぉお!!
はい!罪人はどぉこでぇすかぁぁあ!!?

と...休む事なんて興味無し、とにもかくにも常時パワフルに罪人を探し続けている。そんな印象であったのだ。



そんな彼も、人間と同様、ふとした時、思ったのだ。

"あー。なんだか俺、疲れたな。"

と。

そう思ったらなんだか、閻魔大王も可愛らしく思えてくるものである。



......


8月の最盛期。寝不足でよく回らない頭を抱え、ふとぼんやりこんな事を考えていた。

暑い。暑い。暑い。
疲れた。疲れた。疲れた。

こんな声が日々、日常的な会話の中で多用されている昨今。
閻魔ですら休むのだから、皆様も"のんべんだらり"ぐうたらと、夏を楽しくゆるく過ごせていることを願っております。



さてさて8月も残り僅か、最後の最後まで夏を楽しみましょう。。。

では、 さよーなら

2025年7月30日水曜日

これからの事は

夏が来た!!
さあ、なにをしよう!!!

"僕は夏が大好きなのだ"
毎度こんなニュアンスを皆に伝え歩いているのですが。

さて、ではあなた、夏と言うこの節をどう過ごしどう楽しんでいるのですか?
そう問われる事が時としてたまにだが、ある。

そう問われふと考えた時、僕は夏に何を期待し、なにをどう楽しく過ごしているのだろうか。よくよく考えてみると、皆目わからなくなったのである。

"私は、夏のこう言ったところに非常に好感をもっているのだ"

お祭りや海、スイカやそうめん おまけ程度で言えば昔からオカルトに多少ひかれるモノがあるので幽霊さんとの交流もオツである


なんとなくであればこんな感じで例をあげられる。
だが、この夏に対する事柄を紐解いてみると



夏の夜の雰囲気を肌で感じ、香具師から購入したヤキソバを食べながら花火を観覧。 あー、最高じゃないか。と締め括る。
そして帰宅後 人混みと暑さにやられた僕は 
"いやなんか疲れたわ。しばらくいいわ"
こんな雰囲気で祭りは終わる。

夏のギラギラとした太陽に照らされ輝く海面。
それはそれは美しく、力強いエネルギーを我々に与える。その辺で適当に購入したアメリカンドッグを片手に海辺をだらりだらりと歩く 
あー、最高じゃないか。と締め括る。
そして帰宅後 "野心家の政治家"くらいギラツキすぎた夏の太陽の暑さにやられた僕は
"いやなんか疲れたわ。しばらくいいわ"
こんな雰囲気で海での1日を終える(なんなら僕、金槌である)

優しいグリーンのボディにチャーミングで独特な波打つストライプ姿、丸々とした大きなフォルムは逞しくもあり可愛くもある。包丁で一刀両断し真っ二つになった内側の果肉にはほんのりと赤みがあり、爽やかでしつこくもない絶妙な甘さが広がる。
その魅力に翻弄される僕は、あー、最高じゃないかー と、毎年"ソレ"を丸々7、8個は食べるのだ。

そして毎度、水分量を過多に摂取しすぎた僕は
"腹がいてぇ....もう、しばらくいいわ..."
こんな雰囲気でスイカとの付き合いをやめる

ツルツルとして歯切れも良く、クセもなく美しい程に白く細長いソレ。 
大量に茹でたソレをキリッと冷たく仕上げた"めんつゆ"につけ、風鈴なんかをぶら下げた軒先で風情たっぷりにズルズルといただく。 あー 最高じゃないかー

だが突然、その時は来る。
茹ですぎた"ソレ" に急激に飽きるのだ
そしてやはり
"もういいわこれ、しばらく、まじでいいわ" 
こうしてそうめんとの関係はここで終わる。

やべぇよ。ぜってぇやべぇって!!!
"心霊スポット"なる場所で雰囲気に飲まれ、そよ風による木々の優しい揺らめきに恐怖をおぼえシャウトし続けた僕らは2、30分後、皆で我に帰り誰ともなく "さて、帰るか" と散り散りに帰宅。

"ただの風だよな、これ" 
この一言を飲み込み、皆が興醒めしないよう空気を読み続けた2.30分。

この事実に大変に疲れ
"なにしてたんだろ俺。もうしばらくいいわ"
こうして霊界との交信はここで終わる。



と、 結局全てにおいて異常な"疲労"を感じ"もういいわ" とネガティブな気持ちで全てを終えている気がするのだ。

だが、それでもなお、またしても僕は お祭りに出かけ、海を見てスイカとそうめんを食べるだろう。そしてあわよくばの期待を込め霊界との通信を計るだろう。

そして今年もまた"もういいわ"と締め括る。
結局、僕の中にある夏の魅力と言うのは
妙に高ぶる期待が結局のところそうでもない結果として終わる。この慕情的な結果に対してのモノである様なのだがこれはまさに、生きている限り誰もが必ず連続して直面しなければならない太極図に似ているのではないだろうか。 人は何かに期待し行動する。そしてポジティブな結果を得る。
やがてその楽しかった物事は過去のものとなり次には苦しい、または悲しいネガティブな結果を受けとる順番がこちらに回ってくる。
このループの中で我々は生きているのだが、夏と言う季節はこのスピードが妙に早い気がする。

その加速度によって、"生きている" と言う実感を強く感じる事が出来る季節なのかもしれない。
だから僕はきっと夏が好きなのだ。




と、我ながらなかなかに哲学しているんじゃないか? などと満足気な表情を浮かべた僕は、このブログを締め括る前にアイスコーヒーでも飲むか。と1度パソコンを開きっぱなしにしたままコンビニへと出掛け、いざお店に戻るとなにやらオヤジ(実の父親)が 僕のパソコンの前でソワソワとコカ・コーラを飲んでいた。

お、なにしてんの? と声をかけると

こうた ごめん
なんかわかんないけどここにお前文章みてえなの書いてただろ? それ消しちゃった


唖然としている僕に親父は続けて言った。


ごめんなぁなんだか暑くてフラフラしててさぁぁ。
あ!でもさぁ、お前の文章超意味わかんなかったぞぉおお。 つまんねえしさぁあ。だからまぁ、また書き直せよな! じゃぁなぁぁ~

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これもいつか、夏が見せてくれた素敵な思い出になるのだろうか。 

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夏、到来です。
楽しんでいきましょう。 ではさよーならー