2023年1月7日土曜日

てかなんでトーストだったの?

こんばんは。本日から遂に、営業開始でございます。
いや、正直。

"だりぃ.."

ごめんほんと

だりぃ。

正月休みがあんまりにも楽しすぎて(ただコタツに突き刺さってただけ) 本当に動きたくねぇ。
いやー、でもやるしかない。

よしガンバロウファイト俺!
てわけで、みなさまどうぞ本日から、遊びに来てみてね←いや行きずれえよこんなヤツの店。



さてさてそんな事より、年始と言えば夢ですよね。初夢。
2023ねん。みなさまの初夢は、どんな内容でしたか。

僕が見た初夢は
ファイナルファンタジー(今も昔も変わらぬ大人気RPGですね)シリーズの最新作の製作を担うと言った意味不明な内容でした。

年齢を重ね、集中力の欠落からかゲームなんて殆どできなくなってしまった昨今のわたくし、なぜこの様な内容の夢を見たんだろうなー。なんて、焚き火をしながらぼんやりと考えているとふと過去の記憶が蘇ります。

あれはいつだったのだろう。おそらく中学生の頃だったのではないだろうか。
クラスメイトだけどまともに会話などしたことがない。そんな存在であった少年A君から放課後、突然声をかけられた。

こうた君。実は僕、ゲームを作っているんだ。そして昨日、遂に完成したんだよ。今日家に遊びに来ない?

突拍子もない誘いに動揺し、それと同時に警戒もしたが、今の今までなんの接点もなかった謎の少年A君からの誘いに対しての好奇心が勝り、僕は遊びに行くことにした。

A君の家につくなり彼は

さてこれだよ。こうた君はRPG(ロールプレイングゲーム)が好きなんだよね?僕が作ったゲーム。是非プレイしてみてよ。

と、ゲーム機を素早く起動させるA君
テレビのトップ画面には "RPGツクール" と大きくフォントがブワッブワッと点滅する。 

"RPGツクール"
ゲームの中で自分オリジナルのRPGを作ってしまおう!とそんな斬新な内容のゲームで、当時コアなファン達の間ではとても有名なゲームだったそうな。
補足だが当時僕は、ゲームと言えばRPG!と言ったキャッチコピーを勝手に心の中に刻み込む程(意味わからん)RPGには好意的であった。

慣れた手付きで "これだよ、どーぞ"

とA君オリジナルRPGを起動させコントローラーを手渡してくれた。

ゲーム画面には
"ファイナルデスティニー2"
とフォントが浮かび上がる。 

本格的なオープニング画面に胸が高鳴る

なにかとなにかを足してパクったみたいなタイトルは置いておこう。(てか2ってことは1あんの?2からでいいの?まあ...それも置いておこう)

内容は、平和だった世界に突如魔王が降臨、そのせいでどこかしこに魔物達が住み着いて世は世紀末に。平和を取り戻すには伝説の勇者の末裔が光の剣(勇者の末裔しか装備不可)を見つけ魔王を倒すしかない。そして主人公である始まりの村の村外れに住む少年ダンベル(今思えばなんだこの名前?)君がどうやら勇者の末裔であるらしい。

おぉ!オーソドックスで無駄のなさそうな王道RPGの設定じゃないか。さぁどうなっていくのだろう。ワクワクしながら画面に釘付けになる僕



物語は"始まりの村"の村外れに住むダンベル君が目覚める所から始まる。



ダンベルの母
"ダンベル!ダ、ン、ベ、ル!!!朝よ!もう!今日は村の100年を祝うお祭りの日!早く起きなさい!"

ダンベル
"ん、んんん、ぅーん。ん!!あ!いっけねー!ごめんごめん!すぐに準備して出かけなくっちゃ!"

ダンベル母
"慌てないで、あなたの大好きなトーストを用意しているわ。食べてから出掛けなさい。空腹でお祭りに参加したら、フラフラのあなたを見て村長さんにまた笑われちゃうわよ"

ここで選択肢が

トーストを食べますか?
YES NO

僕は勿論、YES を選択

"空腹で行ったら母上の言うとおり、村長に笑われちゃうもんね!"こんな台詞はゲーム内では存在しない。そう。僕の心の中のオリジナルである。
もはや僕はこのゲームの主人公、ダンベルの気持ちでファイナルデスティニー2をプレイしていた(いやハマるのはえーよ俺)

すると

ダンベル
"カリっとした食感、やっぱうめぇや!じゃぁいってきまっす!"

ダンベル母
"フフフ、ダンベルったら、気をつけて行ってくるのよー!"

そして...



こうして、ダンベルは世界を救った。
光の剣を手にして...。



END

produce by A



エンディングぅうううう!!!?
トースト食っただけー!!!!!

いやクソゲーだよぉおおおろろろおろろーんーーーーー!!!



なんでだろう。
渾身の笑顔で僕を見つめていたA君には、なんにも言えなかったんだ。

てか、Noにしてたらどうなってたんだろう。



て、一体なんの話をしてるんだろう俺は。

とにもかくにも本日からからまた、Route99営業開始でございます。
今年もSpecialなコーヒー豆を皆様にご提供出来るよう精進してまいりますのでご期待あれ。

では改めまして
本年もRoute99 宜しくお願い致します。


さいなら