3月。
春です。
"お帰りになられた" で宜しいでしょうか?"
勿論、"冬"に対しての問いかけでございます。
毎年毎年、お行儀よく律儀にも必ずやってくる彼には本当に辟易しておりますが、どうにかこうにか今年も彼の行う理不尽なハラスメントに堪え忍ぶ事に成功したようです。
ここからです。
楽しい楽しい、暖かい気候がカムバックしてくれますね。
さて、日本では古来よりこんな言い伝えがあります。
"春になると変人が増える"
とても乱暴な言い伝えだな。とは思うのですが、"悲しいかな"なんとはなしに心当たりがあるのも事実ですね。
近所のコンビニエンスストア付近に踏み切りがあるのですが、その踏み切りの鉄の塊、所謂"レール"の部分を存分に使い反復横飛びを行う成人男性を見かける。
"うめぇぇんだよなぁぁああこれぇぇえぇ"
と産直市場でウットリとセロリに話しかけるアダルトチルドレンに遭遇。
サウナにて、隣に居合わせたご老人が急に、
おい、そこのぼっちゃん。
生きるのは難しい事だし、頑張り続けるのは辛いことだけどな。俺の"持論"で申し訳ないが年よりの戯言だと思って聞いてくれな。
俺は公務員として必死に働き続けて今になって気がついた事があるんだ。つまりな、
"人生は自転車のようなものなんだな。倒れないようにするには走り続けなきゃならねんだなぁぁあ"
えぇェ…いやそれアインシュタインの名言んんんンンン…。
(ついでに僕は間も無く40である。ぼっちゃんンンン?)
と、今月のみでここまでの "変な人達" に遭遇している。
春、聡明でうららかな気候、美しく色づき始める草花。その魅力は時に暴徒と化し、少しだけ人間を酔わせてしまうのかもしれません。
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LAST EPISODE One...。
Yahoo!オークションに出品し長らく動きのなかった僕のブーツが突然に売れた。
僕は嬉しかったのと、遂に去ってしまうのだな。と、そんな2つのデリケートな感情と共に、そのブーツを発送した。
そして...
その数日後の事
コツ、コツ、コツ。
おいこーた。ちょっとこんなん買っちまったわぁ。どうだ??悪くねぇよなぁ?
ある晴れた日、ニヤニヤと照れ隠しを半分含んだ顔で、親父が僕に近付いて来る。
足元には、
"僕が先日発送したブーツだ"…なんでだ
ようやく売却したと思ったブーツは、なぜか親父に託されていた。
"父親から息子へと受け継がれていくモノ"
などのエピソードは美談としてよく耳にするのだが、
"息子から親父へのお下がり" そんな美談なぞは、
少なくとも僕は今までに聞いたことがない .....
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春、人を酔わし惑わす不思議な季節。
一番の変人はわりと身近にいるのかもしれません。
では、さよーなら。