2021年8月19日木曜日

ノスタルジア

皆様こんにちは。
8月も下旬に差し掛かりもうすぐサヨナラの夏。
毎年この時期、なんともセンチメントな気分をいただくわたくしですが皆様いかがお過ごしか

夏、皆様はどんな日々を過ごされたのでしょうか。



昔々、幼き少年であったわたくしは、"夏休み"と言う"少年少女"にとっては無限の可能性を秘めたる最高の日々を 頭を抱えながらに過ごしてしまった...と、そんなホロ苦いヒト夏の日々がありました。
当時、学区の最果てに位置する地『隣の学区の学校の方が近かった、いや本当に』に住んでいたわたくしの家には、寄り付こうとするものは皆無で、遊びに行きたいと思った時には、もっぱら自分から友人宅へ特攻する以外なす術はありませんでした。
<人気者の少年であったなら話は別でしょうがオレはいてもいなくてもわからんくらい希薄な透明人間だったのだ>

そんなある日の事、古本屋で見つけたわけわからん漫画本。『タイトルは忘れたので仮で"謎少年"としておきましょう』

作中の小学生、主人公の謎太<仮>は学区の最果てどころか人里離れた山奥に住んでいた。なぜ山奥に住んでいるのか?謎のベールに包まれた謎太<仮>のもとには夏休みになると興味本意で毎日のように友人達が遊びに訪ねてくるのであった。そんな設定の漫画でした<今思えばなんなんだよこの設定アホか>

子供ながらに "こ、これだ..!"<これでは絶対にない> と思考をブーストさせたオレはその夏休みにある計画を実行するのである。
その計画とは <謎太になる> 
であった

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夏休み1週間ほど前から友人達に
"実はさ、この夏休み家から一歩もでれないんだ ちょっと仕上げなきゃまずいものがあってさ。あー、夏休み中に終わっかなーあれ"

しらじらしい程の意味深なワードをテンプレートを貼り付けた様に連日吹聴してまわったのだ。

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そして夏休みが来た
オレは完璧に"謎太"として夏休みの扉を開ける事に成功したのだ





そしてそのまま夏休みが終わった



夏休み唯一の来客は網戸を閉め忘れた際に侵入してきたスイッチョン<こっそりスイ吉と名付けたのは内緒だ>だけだったんだ。





いや、なにやってんのおれ

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皆様、毎年思うことですが、夏は残酷な程一瞬で姿をくらまします。8月、残りわずかです。引き続き楽しく素敵な夏を過ごしてくださいね。






来週より珈琲豆のラインナップを大幅に入れ換える予定です。
お楽しみに(^^)

では、さいなら