6月
半分。
今年もまた、半年が過ぎたのですか?
時は無自覚のまま無情にも異常なまでに加速し、年々、いや、日々日々、加速度は増していきます。
なんとなく夏までには、と、家の片隅においやっていた私の不要な“モノ”達を片付けようとイソイソと掃除をしていた時。
ふとぼんやり、そんな事を考えていました。
幼い頃、時間の流れと言うものは現在と比べると異常な程遅かったと記憶している。
だが、当時の自身の肉体は強く、時の先へと急ぎたい。走り出したい。と、悲鳴にも近い畝りの中で日々もがいていたような..
が、その思いとはうまく折り合いをつけることは出来ず、実際には肉体の悲鳴とは相反する形で超低速の鈍行列車に乗りこみ
“子供経由 大人行き”
この片道切符での “大人” までへの道程は、もはや蜃気楼に近いほど現実味の無い場所の様に感じていた。
が、時は流れて今
おぉ?なんてことだろうか?
なんと現在私は “39歳” になっているではないか!!
ハテ、どう言うことだろうか?
あんなにも 長い長い、遅い遅い。そう感じていたあの鈍行列車は、いつの間にか“快速の999列車”へと変貌を遂げ、私をここまで連れてきてしまったのだ。
いつか強く渇望した“大人になる”この称号をあまりにもあっけなく手に入れた私は今、かつて渇望していた“大人像”を手に入れられたのだろうか?
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掃除の最中、
“超ミュージシャン オレ”
と、謎の文言が表紙に書かれたルーズリーフを発見する。
そのルーズリーフは、私が “超ミュージシャン” と呼ばれる存在になる為の計画書的なモノのようだ。
はて、超ミュージシャンとは一体? そのあまりにも突飛で抽象的な表現に戸惑いながらもページを捲る。
最初のページにはこんな事が書かれていた。
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超ミュージシャンになる為に
27歳で死ぬ! カートコバーンもそうだから!!
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そのあまりにもストレートな表現に戸惑いつつも次のページを捲るが白紙。
その後数十ページにわたり白紙が続き、最終ページ近くになり漸くなにやら書かれているページを発見
……………………………………
超ミュージシャンになる為に
27歳で死ぬ! ジミヘンもそうだから!!
……………………………………
次のページを捲る
白紙
その後 最終ページまで白紙。。。
そして最終ページになにやら書かれている
…………………
GOOD LUCK!!オレ!!
終了……
……………………………………
ぅわぁ……。えぇぇ……。 バカすぎるぅぅぅうゥゥゥ………。
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さて、私が思い描いていた大人像には間違いなく程遠い存在となり、今現在に至っている事は確認できた。
そして、心の底からあの計画書の計画が破綻していた事に強く強く感謝し、
私は力強くこの先も生きていこう。
そう誓った今日この頃である。
皆様、時流に巻き込まれ戸惑うこともあるでしょう。
その中で、どう自分らしくいられるか。それを探し健やかに生きていきましょう。
では、さよーなら。
ROUTE99