2021年11月17日水曜日

それでもまた、あなたに会いたいんだ

皆様こんにちは。
気がつけば11月。もはや冬がやってまいります。
寒さとの戦、みなさま、合戦の準備はお済みでしょうか

毎年毎年本当に挫けそうになるこの季節、さて今年はどう乗りきろう。
思えば、幼い頃からずーっと苦手な冬。
今年こそは越せないのではないだろうかなんて、そんな事を本気で考えながら千の夜を越えてまいりました。
冬生まれなはずの僕、なぜこんなにも苦手なのであろうか。

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かつて運動部に所属していたあの頃。
僕がいた野球部はなかなかに実力もあり県内では"強豪"なんて呼ばれていた事もあったのですが、それもそのはず顧問の先生<監督>は時代が現代であったなら恐らく大問題であったろう鬼顧問だったのです。

とある真冬の練習日、
グラウンドに出た僕等は、さみぃー!なんて言いながらも楽しく練習をしておりました。
そして、極度の寒がりの僕は ジャージ→ユニフォーム→グランドコート→極めつけに当時木村拓哉さんが着用した事で大流行した茶色いダウンジャケット<正確にはじいさんの衣装ケースからひっぱり出してきたぼろ雑巾みたいな偽物>を着用し、同じグラウンド内で練習に励んでいる女子陸上部やテニス部の方達にいつ見られてもいい様にカッコいいニヒルな表情<カッコよくねーよ>を浮かべて練習に励むと言うスタイルを確立しておりました<顧問不在の時のみ> 

が、その日はなぜか顧問が参上したのです。

集ごぉおおう!!! 顧問の鋭い号令がグラウンドに響きます。

同時に"ユニフォームにじいさんの茶色いダウン"といった風体の滑稽な少年<オレ>は顧問のもとへと走りました。

顧問 "おいこーた。お前なんだその格好は?なんでそんなダウンを着ているんだ?説明しろ。"

※当時野球部は部活動指定の衣類以外着用は認められておりませんでした"

オレ "あ、いや、これは、寒くて。じいさんがなんかこれはすげえぞって あ、じいさんの家でかりんとう食べてきましたおいしかったです"

ビビリまくった僕は本当に意味不明な返答をしてしまったのだ

顧問 "お前ふざけているのか?お前だけここでちょっと待ってろ 他の者は練習に戻れ!"

茫然と立ち尽くしていると顧問が何かを持って戻ってきました。

顧問 "お前はたるんでいる 寒さがなんだ?気合いを入れろ。ダウンを脱いでこれを一気に食え そして練習再開だ"
と、おもむろにシャビィ<赤城乳業のアイス>を2つ渡されたのだ。 ちなみに味はレモン味だったんだ←どーでもいい



当時はやっぱり恐い先生だ! と受け入れてシャビィを食べ練習を再開したけど、 今思えば 

<罰の与え方が斬新すぎないか?>

大人になった今、なんとなーくあの先生にまた会いたいなーなんて、そんな事を思い出していた今日この頃。
皆様、寒さに負けず楽しく過ごしてまいりましょう。

冬が大好き!なんてアホウ<ごめんなさい>には無縁のお話でしょうが、僕と同じく冬に多大なアレルギーを抱えている方、何か特別な対策がありましたら何卒御教授いただければ幸いです。

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さてさて、
コーヒー豆が来週より大量入荷致します。今回も全てオーガニックなSPオンリーでございますのでどうぞお楽しみに。



それでは店頭で お会いしましょう
さよならー